子供の頃、そうめんを食べる時、卵一個を溶いてそれぞれのタレの碗に
混ぜて麺をすすった。
この生卵を少しタレに混ぜるのがデフォルトだと思っていた。
しかし東京に出てきて卵を割り入れるなんてことは誰もやらないし
蕎麦屋に行ってもそんな習慣は無い様だ。
うちの家だけだったのだろうか? あるいは関西方面だけ?
昔は既成のそうめんつゆなど無かったので母が昆布と鰹節で出汁を
取って醤油と味醂などで味付けたのが普通だった。
タレのままだと少し辛いので卵を少し入れたのだろう。
あるいは素麺だけでは栄養不足だと思ったからやったのか分からない。
結婚した後、素麺たれに溶き卵を混ぜるのを見た妻は驚いた顔をしたのを
覚えている。勿論入れなかった。
最近、昼に素麺やうどんを食べる。その時、半分を過ぎた後に卵を少し混ぜて
食べる。仕上げは熱い湯を卵混じりのたれに注いで飲み干す。
そうすると夕食まで持つ。ここの処、続いている。
ぼちぼち何年か前に頂いた素麺やうどんの乾麺が無くなってきたので
買わねばならなく成った。
*追加
タレに溶き卵を入れるのはネットで出ていた。
別に特別な事でも無かった。
焼肉屋だって溶き卵をすき焼きのようにして食べる所もある。