子供の頃、カレーは牛バラ(小間切)だった。その後「カレー肉」なる2〜3センチ
の角肉が登場した。
見た目は凄く美味しそうに見えたが食べるとあまり美味しくない。
旨みがもう一つだった。でも見た目がご馳走に見えたから文句は言わなかった。
歳を取るに従い旨さが分かるようになって、カレー肉なる物が旨く無い
と言う事がハッキリしてきた。
何所の部位か分からないがカレー・シチュー肉は旨くない。
その事をハッキリ判かる歳になった。
それからカレーに使うのは骨付きチキンが多くなってきた。
カレー肉の代わりにヒレやサーロインを使えばEーのだろうがそんな事は
勿体なくて出来やしない。
最近、ビーフカレーは国産バラ肉を使っている。こっちの方がコクが出て美味しい。
カツカレーが旨いと思う人には絶対に分からない事だ。
パイコー麺は旨い店があるが、カツカレーはダメだ。相殺している。
肉は焦がさなくては旨みが出ない事は以前書いたがカレーも肉を焦が
さねばならない。
その翌々日につくるカレーうどんは最高だ。
マジに商売が出来る程である。巣鴨のカレーうどん専門店より遥かに旨い。
この場合、絶対に“牛バラ”でないといけない。
昆布と煮干しと鰹節でだしを取った後、残りカレーに混ぜる。
オラは道を間違えた。