小学校3年か4年生の頃だった。
当時のわたすは宿題はやった時もやらなかった時も有った。
ある日、宿題をやって来なかった生徒全員に掃除当番に代わって罰として
教室の掃除をやらせた教師がいた。たまたまその日はわたすも宿題を忘れた。
服部と言う教師だった。ま、生涯で一番嫌いな教師だった。
掃除をヤラされたのは5人位だったろう。
ヤラされたのは皆んなアホな奴ばかりだったと思う。
仕方なく最初だけ皆、掃除を始めた。
しかし途中でバカバカしくなって来た。中々終わらないのだ「何で」とか
「これは正当か」と思ったりして周りの連中はもう「止めて帰ろう」と言う
奴が出て来た。
次第にオレだけやっても終わりはしないと思うように成って掃除を放棄した。
「宿題を忘れただけで罰として掃除かよ」と皆が思うように成った。
と言うより掃除がしたくなかっただけだが・・・
誰も見ていない。
その日は土曜日で月曜日に叱られるかと思ったが月曜日には何もなかった。
という事はその教師はチェックなどしていなかったのだ。
罰で掃除をさせられても全く反省などしない・・・間違い無い。
罰など意味が無い事だとその時に思ったものだ。
「パンドラの憂鬱」の記事で海外から掃除を生徒にさせるというのは
賛否両論で概ね良いかもと言う意見が多かった。
日本の学校で掃除が教育的にしつけや教育に良い影響を与えると言われるが
罰にしてはいけない。逆効果だ。
教師として失格である。
当時「学級崩壊」と言う言葉は無かったが、その教師は体調を崩して
暫く休んでいた。ある意味学級崩壊だった。
