ハワイ島でオプションツアーの星空観察に参加した。
と言っても婿が手配していたのだが・・・
朝10時半ホテルにオプションにバスが迎えに来て我々6名が参加する。
その後3、4箇所ホテルを回って客を載せて巡るハワイ島の北部の
観光ツアーだ。
カメハメハ大王像だけ撮っても面白く無いので家族を撮っておいた。
色んな観光地を巡りながら夜の8時頃、星空の観光名所に着いた。
なんと気温が6度だ。寒いと聞いていたのでカーディガンと薄手のコートを
持っていった。
他の人は殆どダウンジャケットを借りていた。
昼間は曇りがちだったのだがバスで行く途中、車のガラスに水滴が付く。
今日は無理かもしれないと思っていたら途中から星が見えてきた。
水滴は雲だったのだろう。
ガイドが星を説明を始める。
満点の星空を見たのは何十年ぶりのことか・・・
甲武信だけの頂上に登ったのが最後の満点の星空だっただろうか。
あの時は目が良かったので星が落ちて来そうな気がして怖かった。
今回は目がボケているのでそこまではハッキリ見えないが満点の星空だった。
参加者の全員の星座を聞いたガイドはその星座をレーダービームで
照らしながらその星を解説する、残念な事に私の星座は地面の下だった。
ギリシャ神話の星空の由来を聞いてもあまり感動はしなかったのだが・・・
星空なので画像は撮れなかった。
南十字星も初めて見られた。
南十字星は南半球に行かないと見えないと思っていたが地平線ギリギリの
所に見える。斜めに十字星が見えていた。
その事を知人に話しても北半球から南十字星は見えないと言い切る。
馬鹿な先入観を植え付けられたので真実が見えなく成ったのだろう。
「ハワイからの南十字星」で検索すれば結構出て来るのだが・・・
人はもっと先入観に捕らわれないで素直に聴くべきである。
ハワイ島は世界各国の天文台が備えられている。
余計な光が邪魔をしないからである。地平線ギリギリの星もハッキリ見えた。
ガイドが天体望遠鏡を持ちだして星をツアー客に見せる。
カラーグラデーションが掛かっていて幻想的だった。
しかし2分程で星が望遠鏡から遠ざかるので何度も焦点を合わせ直す。
メインが星空観光なので帰りが遅くなるホテルに付いたのは10時過ぎ
だった。ガイドが暗闇の中を滅茶苦茶スピードを出す。
ヘッドランプだけで夜道を突っ走る。
最後にホテルに着いた時「怖くて一睡も出来なかった」と伝えた。
ガイドが一番あたふたしていた。
他の客はぐっすり寝ていた。眠れない客は私一人だったようだ。
