昨日、水回りの清掃点検作業があった。
キッチンの流しと洗面場にお風呂に洗濯機の流しの4箇所だ。
年に一度ある作業である。
その作業に来た作業員は台所の流しの下の包丁立てに置いている
ナイフを見て「Eーナイフ持ってますねー」と言った。
「それは登山ナイフでパートナーと命のやり取りをする時に使うものだよ」
これを使う時はザイルを切ってパートナーと永久にバイバイする時だ
との話をしていた。
すると色々向こうから話してきた。
「この前、作業現場に行く時に警官に職務質問されて荷物の中身を
調べられた」と言う。
その荷物に十得ナイフを入れていたそうだ。仕事で使う道具だという。
そのナイフが警官の目にとまり銃刀法違反で書類送検されたそうだ。
何で仕事で使う物を持っていて書類送検されるのかと弁護士を立てたらしい。
すると検察で不起訴となったらしい。
当然の事だろう。しかし弁護士費用は60万円ほど掛かったという。
それの費用は警察に請求出来ないのかと聞くと「国家賠償請求」が
あるらしいが、また、ややこしいし弁護士も立てるからやらなかったと言う。
ひどい話だ。
もっとも以前に警察に厄介になる事をしでかしていたのだろう。
そんなおじさんには見えなかったが・・・。
ケーサツはどんな奴もムカつく奴ばかりだ。
もっとも違反切符を切られる時しか関わる事が無いが・・・
「ま、一生ネタに出来る話が出来たじゃねーか」と言っておじさんを
慰めてやった。
