初めてニトリのステンレス鍋を買った時はEー買い物をしたと思った物だ。
なんたって安い。千円ほどでデザインも悪く無い。
と思ったのは最初の頃だけだった。使い込むうち「ナンだかなー」と
思うようになった。コビリ付くし、ヤケが入る。
殆どの肉料理は必ず焦げ目を付ける。でないと旨味が出ないからだ。
豚汁を作るにしたって、ミートソーススパゲティーを作るにしたって
焼け目、焦げ目が付かないと美味しくできない。
ところがニトリの鍋はこびり付きが酷い。
そのコビリはタワシで擦った程度では落ちはしない。
金属用のサビ取りマットを使わなければ取れない。
そのイライラは最近益々増える。
一万円以上する鍋は25年以上使ってもコビリ付きは直ぐ落ちる。
何層もの層を重ねているからだ。
結局、ニトリの鍋はインスタントラーメンか味噌汁ぐらいしか使い道がない。
結構、値が張る“柳 宗理”の鍋も同じだ。材質はニトリの鍋と同じ様な物だろう。
こっちは左右ちらにもすすぎ口があるので使い勝手が良いのだがステンレスの
質が悪い。これも焼き目を入れる料理には向かない。
もうチョイ、ましなステンレスを使ってくれよ。
値の張る鍋は重いのが欠点だ。ヨーロッパの鍋などは女子供には持て無い。
家にある結婚記念に貰った鍋より重い。
デザインも質感も最高なのだが重すぎる。
