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コンクリ シェルター

生き残った人達は噴火が起こった時の立ち位置がすべてだったと言って良い。
小屋までたどり着けなかった人達が犠牲になった。
頂上付近で噴火に遭遇したから生き残れなかっただろう。
わずか1〜2秒で生死を分けたと生存した人は語っている。
ボーリングの球くらいの石が降ってくるのだから。
頂上付近にシェルターが有れば助かった可能性も有ったはずだ。
 
阿蘇山に行った時、頂上付近にコンクリで出来たシェルターが幾つも
あったのを想い出す。


それを見た時は此所は時々噴火するのだと想像出来た。
ゴー ゴウーと低く山が鳴り煙が上がっていた。
阿蘇山は一般観光客が行く所なので防災も強化されているのだろう。
 
噴火に遭遇した場合、呼吸を確保出来るかが重要な要素だと解った。
肺に灰を入れない工夫も大事だと言う事も分かった。
雪崩に巻き込まれて最初にする事は呼吸を確保する空間だと言われる。
それと同じ事をやればEー訳だ。マスクなど持っているわけ無いから
タオルでマスク代わりにすればEーのだ。
 
今後、御嶽山の頂上周辺には阿蘇の様なシェルターが多く作られる事だろう。
今まで作られなかったのは噴火しても犠牲者が出なかったからだ。
無理もない。今まで3度ほどしか噴火は起きてない。
 
ま、火山の山には入るなと言う事かも知れない。
と言う事はいつの日か噴火するだろう富士山にも近寄ってはいけないと
言う事なのだろう。