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手袋

お気に入りのバイク用手袋が穴が何カ所も空き始めた。
4千円位で買ったchinaメイドだ。鹿革で柔らかく手にフィットする。
買い換えようにも同じ物はバイク用品屋に取り扱いは無くなっている。
まともな国産の鹿革手袋は1万円ほどする。
 
穴を当て革で補修するが最近、暖かさが無い。
手袋をすれば反って冷たく、手袋の意味が無くなってしまった。
裏革が汗と脂と垢とホコリなどでペタンコに成ってしまったからである。
裏革が起毛していないと空気が暖かくはならない。
 
仕方なく中性洗剤で洗った。すると洗面器の水が黒くなる。
オヨヨ、手まで黒くなった。いくら洗剤で洗っても落ちない。
風呂に入って暫くふやかした後、洗剤を付けた手ぬぐいで擦ると
やっと落ちた。
 
その昔、赤い手袋をしてバイクで走っていたところ、雨に遭い20〜30分
ずぶ濡れになった。
手袋を外すと手が真っ赤に染まっている。
そのまま家に帰り妻に手をかざし「事故に遭った」と言った所、
「ウギャー」と言う悲鳴が上がり妻の顔が引きつった。
中々のブラックなユーモアだ。
 
中華メイドは染料が最低、最悪なのである。
しかし、安さには代えられない魅力もある。
バイク用手袋は大事に扱っても4年ほどしか持たないのだ。
夏は軍手のイボ着きで一ヶ月でチェンジ、白が黒くなって付けてられない。
真冬はやや厚めのにし、その他の3シーズン用が一番消耗が激しい。
穴が空くのは決まって左手の中指、人指し指、薬指の順だ。
クラッチ側が消耗が激しいのはブレーキ側より使用頻度が高いせいか?