躰が完全に乾き切った時はジュースやポカリスエットではダメなのである。水でないといけない。水でなければ体内の隅々に補給してくれない。
マラソンや登山などでは途中で何度も栄養水を補給するが、究極の乾きには水でないと受け付けてくれない。人間の躰はそのように出来ている。
今回のツーリングでも熱暑日の急登歩きでも感じた。やっと自販機まで辿り着いたとき何でも選べるのに水を選んだ。
ビールはプレミアムモルツと決めているが山登りで山頂に立った時や、もの凄く汗をかいたときだけはスーパードライが美味しいと感じる。これは普段スーパードライを飲まない酒屋のオッサンも言っていた事だが同じ意見だった。
しかし、水道の水が甘く美味しい地域はうらやましいと思う。やはり水は軟水でないといけない。東京の水は多摩川水系にしろ利根川水系にしろ今一である。サービスエリアで名古屋から西の三重あたりから水が少し甘くなる。
弟が言っていたが南紀のある場所の湧き水はコーヒーを入れると黒く出ると言っていた。実家の水道水でさえコーヒーを入れると泡がぶくぶく出て濃く出るし、カミさんいわく洗濯をすると洗剤は同じ量なのに泡が一杯になると言う。軟水というのはこういう事なのである。
しかし単なる水のペットボトルに150円以上するのもある。300〜500円したのもあったがバカらしくて買う気になれない。
ある酪農家が言っていた事だが「牛乳とペットボトルの水が大差ないのはナンなのか」と嘆いていたが、すごく解る気がする。