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イチロー トレード

 今日、電撃的にトレードが発表されイチローマリナーズからヤンキースに移籍した。そしていきなりヤンキースの一員として先発した。日本の感覚とはじぇんじぇん違う。昨日まで一緒だった仲間とは違うユニホームを着てライバルになるのだ。
 第一打席、ブーイングか拍手かセーフィコ・スタジアムのアメリカ人はどの様なリアクションをするかか注目していると、なんとスタンディングオベーションだった。たまらずイチローは帽子を脱いでお辞儀をした。その後もイチローが打席に立つとイチローコールが起こった。アレックス・ロドリゲスは今だってブーイングなのに・・・この違いはナンなのだ?

第一打席いきなりヒットで出塁。その後、盗塁。
投手ミルウッドは1球2球と甘い所に投げたので、花を持たせてあげたのかもしれない。ンな訳ないか・・・?

 昨年からイチローは目標を失いモチベーションを高められずにいた。目標にしていた10年連続200本安打を達成したが、去年は気分的に乗らず、200本に届かず、3割も切った。今年も同じ状況だった。
 今年も既にチームは優勝を諦めていて若手中心のチーム作りをしているチームに残っていても居場所が無くなりつつあると思われ、チームに見切りを付けたのであろう。マリナーズに居ても優勝出来ないし、燃える事も出来ないし、居る意味も無くなったのである。
 
 俺様がいくらヒットを打った所でチームは勝てず優勝は夢のまた夢でナンの為に野球をやっているのか・・・・と言う思いだったのだ。マリナーズに居て、いくら記録を作った所で所詮、地方の不人気球団。目立ちたがり屋の俺様が全米でニュースにもならないと言うのはあまりにも惨めである。前々から少し頭の隅に思っていた事が、このオールスター戦にも出れず時間が出来た時にふと考えたのである。
 「よし決めた、ここを出て新天地に行って新たな気持ちでやってみようと」「自分のためにも球団の為にも」と・・・。12年もこの弱小球団で頑張って来たのだ・・・最後にワガママを受けいれてくれてもE−だろうと思い球団に思いをぶつけたのだ ──── 以上がイチローの正直な本音でした。
 
 しかし、あまりに急な出来事なので前々から下交渉をしていたのであろうと思われる。マリナーズで打順が2番を打ち出したあたりで話が進んでいたのであろうと推測出来る。ヤンキースには1番にジータが居るので慣れさせておこうという球団の思惑だとも感じ取れる。今日は8番だったが最終的にはヤンキースイチローを2番で使いたいと考えているのだろう。
 
 しかしダルビッシュイチローも日本にいた時には殆どTV中継されず、彼らが海を渡った途端テレビ中継されるというのはナンなんだ?
 オラがイチローなどスポーツニュース以外に見た事なかったのだども・・・。