昨日、スーパーに行ったついでにQBハウスで髪を切ってきた。
「3センチ切ってくれ」と言っても人により切る長さが違う。
昨日の人は思い切り切ってしまった。我が人生で最短かも知れない。
尤も高1の時一度だけ坊主刈りにした事があったが・・・。
しかしバリカンで刈られるのは気持ちがEー。上の方もバッサバッサ、
ハサミを入れる。あまりオイラの顔を見ないで機械的に手を動かす。
似合う、似合わないは二の次の様だ。1080円だもの。
30年ほど利用していた白山の床屋はそれなりに巧かったが私が引っ越した
ので脚が遠のいてしまった。
そこの床屋は良くわたすの顔(ミラー)を見ながらハサミを使う。
要するに似合うかどうか確認しながらハサミを入れるのである。
一流の植木職人はハサミを使っている時間より木を見ている時間の方が
長いと言う。見るというより主人が座る場所まで戻って全体を見回すと
いう。絵を描くのと同じ事だ。
全体のバランスを見ながらハサミを入れるそうだ・・・。
当然白山の床屋の値段はQBの4倍だ。時間はQBハウスは10〜15分だが
白山の床屋は一時間以上掛ける。
今でも其処にたまに出かけるが・・・
床屋の仕事は髪を切る事ともう一つ大事な仕事はお喋りである。
私も其処にいる間、よく喋る。一ヶ月分ほど喋る。
ベレー帽を被るシーズンになったので髪を切りに行ったのだ。
長髪だとベレー帽が似合わない。わたすのはミリタリーベレーだから・・・
長髪の軍人はいないだろう。ゲバラは別だが。
しかしあまりにも短くしすぎた。サイド側は白髪が増え、短くすると
斑になった。シャンプーは楽になるだろうが・・・。
落ち着いてくるまで1週間掛かるだろう。
QBでもうまい人がやれば散髪したその日から次に行くまでへアーが
決まっている。しかしQBハウスでは指名が出来ない。
うまい人は何処かの床屋の従業員で休業日の日に独立する時のため、
資金を稼いでいる人もあると言われる。
