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世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ

2012年にブラジル リオの地球サミットウルグアイ大統領が行った演説だ。

最近出版された書籍がネットや新聞などの書評では知っていたが評判で
何所も品切れになっていたがボツボツ店頭に出はじめた。
紀伊國屋書店に置いていたのでチラッと立ち見しようとしたが、
読み終わるのに5分と掛からなかった。
感動して涙が出てきたが買わなかったが・・・↓

欺瞞に満ちた政治家が多い中、この人は真摯な人柄だと思える。
 
会議の帰り大統領専用機を持っている中南米に帰る大統領や首相に
頼んで同乗させて貰うという。

↑国際会議の帰りメキシコ大統領の専用機に便乗させて貰う大統領。
たった一人を運ぶために莫大な費用と燃料がかる専用機など必要なかろう。
アメリカ大統領では無いのだから・・・。 
 
ホセ・ムヒカ大統領は給料の90%近くを貧しい人々の為に福祉団体に寄付し、
運転手つきの立派な車に乗るかわりに古びた愛車(87年型フォルクスワーゲン)
を自分で運転して、大統領の執務に向かうという。
 
アラブの富豪がこの車を100万ドルで買おうと提言したそうだが、
「この車を送ってくれた友人達を裏切る事になるから」と断ったそうだ。
 
日本の首相もこんな人であれば国民はどれほど幸せな気持ちに成れる物
かと思ったりする。

ウルグアイの国民は自慢出来る なかなか良い大統領をお持ちだ。
 
伝説のスピーチは上記タイトルを検索すれば全文、日本語訳で読める。
しかし、本で読む方が感動した。
1ページ4〜5行しかない空間が何ともいえない。