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一夜干し

今日、あるスーパーで発見した事があった。
たまには「鯵の干物」でも食べようかと魚売り場に立ち寄った時、
ビニールパックされた「鯵の開き」製造日がそれぞれ違っていた。
今日の日付のは凍っていた。昨日と一昨日のは柔らかい。
 

そういう事だったのか〜。
製造日はヒラキを作った日の事では無かったのだ。
売店が冷凍庫から出した日の事であった。
それを確信したのは今日の日付のを買って直ぐ焼いて食べた時である。
 
脂が新鮮じゃ無い。古っぽい味がする。
当家では新鮮で美味しいヒラキは子供でも直ぐ平らげる。
20%引きの消費期限が迫っているのは焼いても残ってしまうのだが
今日買ったのは今日の製造日であった。
誰にでも味が判る。脂臭いのである。
 
ヒラキを作る業者は安いのを購入するため時間が経ったのを買うのだろうか?
新鮮で刺身でも食べられる鰺は高い。
それをそのままヒラキにすれば間違いない美味しいハズ。
 
旨くないのは業者がギリギリまで安くなるのを待って購入し、
ヒラキにしているのではないかと思われる。
これだけ流通が発達しているのだから、新鮮な魚を仕入れて直ぐに加工すれば
きっと美味しいヒラキができる筈である。
 
ヒラキぐらい自分でも作れるがやはり面倒だ。
「一夜干し」が一番らしいが、東京の排気ガスの中でヒラキを作る気にはならない。
 
夕方から干して一晩、風にさらし朝日を当てれば完成らしいが残念ながら
当家では朝日が当たらない。