どうやら旅先で災難にあったようだ。前方性記憶障害になっているようで前の記憶がバッタリ消えている。
そこが何処なのか何故そこに居るのかもハッキリしない。いきなり災害現場の真っ只中にいた。
その災害が地震なのか核攻撃なのか隕石落下なのか、情報が全く入って来ない。
かなり日本列島ズタズタにやられたみたいで、建物の損害も莫大で人的被害もかなり出ているようだ。
救助隊は全く来ないし、その様な物も組織出来ないほど甚大な被害を被ったようである。
ニュースすら届かない。発信源もやられてしまったのであろう。しかしいつも通り冷静な自分がいた。
パニックに陥っても冷静な人間がいないと余計おかしくなる。
とにかく生き残った者たちと話し合い、前向きに建設的で計画的な意見を出してその場を乗り切ろうと頑張った。
しかしあまりに激しく破壊されていたので現実に戻ると皆の気持ちが萎えて絶望的になって心がバラバラになり、まとまった行動を起こせず個人個人でしか動けなくなる。
前に進もうにも後ろに戻ろうにも凄まじく破壊しつくされている。
正に地獄の黙示録である。一切青空が見えず埃と煙でトンネルの中にいるみたいだ。
すでに長〜い時間が経っていた。
その夢から覚めるには時間が掛かった。現実に起こりそうな夢だった。
東北の震災、福島原子力発電所の爆発、トンネルの天井版崩落、北鮮の核ミサイル発射計画、富士山の爆発予兆など色んな現象が心理の中に反映され夢となるのだろう。
東海地震と南海地震が同時多発的に起こってもおかしくはない。核ミサイルが落っこちてきても不思議ではない。
恐竜を絶滅させたのと同じ位の隕石が落ちてきたとしても変ではない。
どうして私には夢のある楽しい「夢」が見られないのだろう？ 仕事をしている夢とか訳の解らない夢ばかりである。
何故か青空や美しい景色や美人が登場する夢は見られない。
