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花粉襲来

 花粉症の症状が出始めたのは40を過ぎた頃だった。わたすには縁のない病気だとばかり思っていたのだが・・・。
 子供の頃から症状のある人は「毎年こんなモノだ」と思っていて特に薬も飲まないで鼻水を啜っている人も少なくない。
 中年になって症状が出た人間ほど辛いモノだと思える。「ナンで突然」と言う気持ちと「病気になった」という思いがわいてくる。
 
 急に温度が上昇し、一気に花粉が飛び出した。三日ほど前から最悪の症状で薬の効きも悪くなってきた。
 一番最初に病院に行って診断された時はショックだった。アレルギーと無縁の体質だと思っていたのに・・・。
 最初、薬を処方されて一錠飲むと3日ほど効いていたが、3日が2日になり毎日になり、1日に朝夕2回になった。躰が薬への耐性を持ってしまったのだろう。西洋医学の限界なのである。
 薬を飲むと眠くなり体がダルい日が続く。
 
 根本的に解決するにはスギとヒノキの伐採か間伐しかないだろう。スギを植えて儲けようとしたが需要が落ちて放置されたままの山林が多くあるそうだ。
 「元から生えていたブナやケヤキに植え替えれば解決するだろうに」と毎年同じボヤキが出る。
 
 これだけ多くの人々に被害を与えているのだから法的に罰則を科する法律を作るべきだと思える。交通事故と同じようなモノだ世。責任をうやむやにし、野放しにしてきたのは国にもあると思われる。
 スギヒノキの林にしたのは林野庁なのだろうから。こいつら絶対に責任を取らない連中だから・・・「花粉症」は子々孫々に至るまで永遠に続くのであるの世。