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iTunes

 パソコンのiTunesに入っている曲をiphoneに入れようとしたが驚くほどの曲が入っている。殆ど上の子が入れた曲だ。わたすの入れた曲を探そうとするが中々出てこない。
 子供には就職後、仕事に使えるだろうと学生時代に Win を与えていたのだが、音楽関係はどうしてもMACの方が使い勝手が良いらしく、当家の正マシンのMACを使うようだ。
 私は何をするにも Win では使い勝手が悪くMACを使うのであるが。
 
 大体自分の入れた曲と子供が入れた曲が殆どアルファベットで表示されるから区別がつかない。
 仕方なく一曲一曲、聴く事にした。ナンとアルファベットのA覧だけでも100曲以上入っている。よくこんなに入れた物だと感心する。アルファベット26×100曲である。それに日本語タイトルもあるから3000〜4000曲は有りそうでG覧ぐらいで諦めた。

 しかし、わたすと子供の音楽的嗜好はこうも違うのかと思い知った。全く合わない。子供の入れた曲は騒音レベルである。
 耳がおかしくなるのが判るから直ぐ飛ばす。電子音のヘビメタやヒップポップなどは耳が拒否するのである。
 大体イントロだけで判断出来る。それと作り手の創作意図も合わない。サウンドイコライザーなどで作っているのが直ぐ解る。急に音が大きくなったり小さくなったり、右から出てきたり左から出てきたり自然ではない。
 
 十代後半からジャズにハマり青春時代のかなりの時間をジャズ喫茶で過ごした。わたすの場合、自然な音色、アコースチックな音でないと脳が受け入れてくれないのである。
 
 ジャズライブを聴きに行った時、ピアニストがアコースチックのピアノとエレクトロニックピアノを曲により、取っ換え引っ換え演奏する時があった。私にはどうしてもエレクトロニックピアノの演奏には乗れずにスウィング出来なかった。
 音色の問題もあるがタッチの問題も有ると思われた。歯切れの悪いエレクトーン的なピアノはどうしてもリズムに乗れずにスウィング出来なかったのである。全てアコースチックなサウンドだとスウィング出来たのに半分しか楽しめなかった事もあった。
 それとフォービートとエイトビートの違いもあり、わたすにはエイトビートではスウィング出来なかった。
 
 当時からロックは苦手だった。しかし、今と違って当時のロックは人工的な電子音が無いからストーンズビートルズもCCRもスリードックナイトも聞く事は出来た。当時はエレキサウンドだけだった。
 
 自分に合わない音楽は無理に聞く必要はないと思い当時から好きな音楽しか聞かなかった。好き嫌いをハッキリさせる性格は何時になっても治らない。その事で損をする事もあるが自分的にはそれで良いと納得している。