いったい何故、田中真紀子文科相はあの大学不認可の決断を撤回したのであろうか？ 極めてまともな判断だったと思えるが・・。
これ以上大学を増やしたところで過当競争がエスカレートし、自らのクビを締めるだけなのに。
受験生達は涙を流さんばかりに訴えているが選択肢はいくらでも有るはずである。あのようなアホ大学に行ったところでナンの未来も開けないではないか？
あの3大学を開校させたとしてもは定員割れで3年後には閉校が確実だと言われているのにマスコミのミスリードで変な話になってしまった。真相を深く追求しないで表面だけを報道したところで意味はない。それを信じて国民が間違った声を発するのも愚かな事だ。
そもそも大学経営側は自分たちの利益のためにやっているのである。既に大学側の経営は専門のプロがしめていて、志を持って運営している大学などは無いと言われる。国の税金目当てのために経営が行われているのである。
大学だけではなく諮問機関も利権集団だそうである。真紀子文科相はそこに風穴を開けるために取った行動なのであろう。
マスコミの真紀子文科相へのパッシングは変だと思える。朝昼のTVでは酷い番組が放映されている様だ。ミノも小倉もテリーも虫唾が走るので見ないが。
盲目的に新聞やTVの報道を信じる人には真実が見えていない。新聞やテレビの言う事は半分以上事実ではないと認識するべきなのである。
この一連の騒ぎで田中真紀子議員は政治生命を終えてしまった。断念な事だ。
自分の意志を最後まで貫ければ次もあったと思われるが。それにしても事前に相談を受けて了承した野田や幹事長は今後どんな対応をするのであろう？
元々責任など全く取らない連中だからトカゲのシッポ切りで終わってしまうのだろうが。
