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時の移ろい

を感じるのは寒さや日の暮れだけではない。
 スーパーに出る食料品で感じられる。北海道産の秋鮭がつい最近まで多く出ていたが、めっきり少なくなり、筋子も出なくなってきた。
 栗もその内、無くなるだろうしサンマも消えるであろう。栗ごはんは今年作ったのは一回きりだ。もう一回ぐらいやらねば・・・こう思う事は今まで無かった。「また来年やればEーや」と思うモノだが、今年最初の栗ごはんが旨くなかったのだ。あの印象のままでは来年作る気がしない。そもそも家人が栗の出たての頃、高島屋で高い栗を買ってきたのだが、その九州産の有名な栗が不味くて二度、作る気がし無かったのである。絶対に不味い栗の印象を払拭しなければならない。

 カツオのタタキも今年はあまりやらなかった。4分の1匹を作っても余ってしまう。放射能の事より家族があまり揃わないせいかも知れない。
 
 年中出ている野菜より、季節限定の野菜の方がありがたいのは、そのシーズンしか食べられないからだろう。
 そら豆、トウモロコシ、枝豆などは来シーズンまで待たねばならない。トマトなど年中出ているのだからトウモロコシも時間差で作ればEーのではないか? 不味いトマトよりEーんじゃねー? もっとも北海道の大地にビニールを掛けられないのかも知れないが・・。
 
 歳のせいか、体調のせいか食べたい物が変わってくる。偏向すると言った方が当たっているかも知れない。昔、あまり食べなかった煮野菜などが多くなって来た。サンマが好きだったのに今年はたった2回だけだった。今日は先日作って美味しかったタコと里芋の煮物にしよう。
 
 当家では家族が揃わないから鍋は滅多に出来ないのである。鍋なら最後に雑炊で締められるのに・・。