ホームページ http://mamo-007.sakura.ne.jp

笑点

 わたすにとって 最近の“お笑い”は ちっとも笑えないので、たまに日曜日の笑点を見る。子供時分から在る番組だ。それなりに笑える。立川談志の頃は覚えがないが、三波伸介の司会は憶えている。
 当時から、子ども心にもアドリブであのような巧い答えが出るとは思えず、前もって「お題」を出してもらい予習をして来たのだろうと思っていた。しかし「答えはすべて放送作家が考えて落語家が、それを喋っているだけだ」という事を制作者がバラしていた。一つや二つは自分の答えだと思っていたが、ほぼすべて台本だそうだ。「な〜んだ、そういう事だったのか」まあいい。落語家は台本を喋るのが仕事だから良しとしよう。落語家があの様な問題を一週間前に渡され、考えた処で巧い答えなど出る訳がない・・・餅は餅屋だ。
 笑点に出演する事は落語家にとって一生、食いっぱぐれの無い事だと言われる。独演会の席が実力の問題ではなく埋まるらしい。しかし笑点の落語家で独演会に行きたいと思うのは一体、何人いるのだろうか? と言うか落語を演っているのを見た事無いが・・。