数ある大規模書店の中では八重洲ブックセンターが好みの本屋だ。ワンフロアで、だだっ広い本屋より専門ごとに何フロアかに分かれている方が疲れにくい。豊洲の紀伊国屋はだだっ広く直ぐ疲れるから滞在時間が短く滅多に買う事はない。八重洲ブックセンターは、わたす好みの専門書が多く狭くないし滞在時間が長くなり、ついつい買ってしまう。おまけにお昼以外はそれほど込まないのが良い。マーケット用語では店に居る滞在時間の事を何と言ったっけ？ 店に長く居て立ち読みもしていると「一冊ぐらい買うか」・・となる。また先日も買ってしまった。
炭鉱労働者の絵記録だ。
ひと月ほど前にこの本の紹介をテレビでやっていた。美術書並のA4ハードカバー本だ。立ち読みするには惜しいと思い、3.5英世くらいなら買ってもよいと思った──定価を見ると4英世弱だった。誤差の範囲だと思い買ってしまう。ハードカバー本は中々捨てられなくなる。家の中は置き場も無いのに・・。
