ウチのベランダに置いている温度計は朝から30度を超えている。日が照りつける一番暑くなる3時頃は43度になる。考えられない暑さだ。
ここまで暑くなるとウチのマンションでは子供を中庭で遊ばす人がいなくなる。まあ当然のことかも知れない。間違いなく言える原因はクーラーの使用と車の増え過ぎとビルの建ち過ぎとアスファルト化だろう。
わたすの子供の頃、30度を超えることはなかった。南紀地方だったが暑い日、温度計を外に持ち出し計ってみたが、せいぜい28度ぐらいまでしか上がらなかった。虫メガネで温度計の赤いたまりを暖めて、はじめて30度になった。もっともその頃は殆ど、道はアスファルトでは無く土の道だったし、車はあまり走っていなかった。真夏でも午前中は涼しかった。海沿いだったかも知れないが・・・。熱中症など存在しなかった。しかし今は田舎でもクーラー無しでは過ごせない。
温暖化は間違いなく起きている。都心に住んでいるがここ10年ほど真冬でもマイナスにはならない。真冬でもバイクで通勤していたのでよく解る。バイクに取り付けている温度計がマイナスになるとエンジン始動が困難になるのだ。マイナスになれば凄く緊張した。下手すればプラグがカブってエンジンが掛からなくなる。今はマイナスになることもないし、キャブレターでは無くインジェクションになったから冬の朝の緊張感は味わえない。
そういえばこの暑さで昨日あたりから街路樹にムクドリが来なくなった。2ヵ月続いたが、やっと静かな夜になりそうだ。
