最後に行列の後ろに並んだのは去年で六本木美術館の「オルセー美術館展」だっただろうか？ 1時間近くも並んだ。普通なら「ザッケンジャ ねーよ」となるのだが、まあ二度と見られないと思いあきらめて並んだ。中も人であふれていて観たい絵は黒山の人盛りであった。
行列は嫌いなのだ。性に合わないのだ。人生の無駄、時間の無駄づかいなのだ。
ラーメン一杯食べるのに1時間も2時間も待つなんていう人とは明らかに人種が違う。いや、種が違うのだ。ライオンと熊ぐらいの違いだと思う。
おまけに「行列の出来るラーメン屋」に行ってリピーターになったことなど無い。どうしてあんな味に並ぶのかと思ってしまう。おそらく大衆心理で「行列が出来ているから美味しいのだろう」と思う程度だろうな。
味覚は、加齢とともに劣化し、50歳位から味を感じる能力が衰えはじめると言う。とくに顕著なのは塩味で、年寄りは、塩味を感じる舌の衰えが早く、少々の塩気では感じなくなるそうだ。でもわたすは年々、塩の濃いのは苦手になってきたが・・・。
そんな訳で「塩ラーメン 」食べに行こっ！「塩ラーメン薄味、白ネギ無し、九条ネギ少しだけ、スープ多め！ そう 脂も塩も薄め」などと注文すると店員が厨房のアジア人に伝えないで自分で作り始めたりする。
そう注文の多い、迷惑げな客なのだ。
↑旨そうに見えないって？ そう言われれえば・・・。
スープ大盛りにしたから麺もチャーシューも隠れちゃいましたね。
旨そうに見せるにはチョコッと麺とチャーシューとメンマをつゆから顔をのぞかせなければばなりませぬ。
