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唯一実行している事

 中学生の時、授業で教わった事で唯一実行している事は・・・。
「君らが二十歳になれば選挙権が与えられ衆議院の選挙の時に最高裁判官国民審査というのが有るからその裁判官のチェック欄すべてに×を入れろ」と社会の授業でO先生が言われた。
「あいつらは上ばかり見ていて決して国民目線になっていない」などと言っていた。わたすはこのO先生の教えどおりいつも用紙に×を付けている。
 昔から地方裁判所では市民側の勝利、高等裁判所でも、だけど最高裁判所では国側の判決が出る。やるせないと思っていたのはO先生だけでは無かった筈だ。今でも同じだ。
 上に行く人間は昔も今も保守・体制体質が多いのは何処でも同じだ。「この裁判官は人間的に信頼出来る判決を出す」と思える裁判官はまず上級裁判所には行けない。逆に左遷に近い処遇をされる事も多いという。
 この事は社会の何処においても同じだ。企業にいてもどの組織でも・・。
昔、勤めていた会社で、ある古参社員がが「この会社は下っ端の人間はいい奴が多いのに上に行くほどロクな奴がいねー」と言っていたが何処の会社も同じである。
組織というのは良い人間性を持っている人を望んでいる分けでは無いのだ。
 企業がCSRで言っている事と組織の論理は違うのだ。そのところを理解していなくて社会にウトくて実経験のない社会科学の助教なんかがいるから困ってしまう。身の上の悩み相談事を上司に相談すると思っているのだ。
ありえへんやろー・・・。