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楽譜が読めない作曲家

楽譜が読めない作曲家として有名だったフランシス・レイが亡くなった。
楽譜が読めないのにどうやって作曲していたのかと思ったが・・・
心に浮かんだメロディを口笛や鼻歌で歌った時に彼の才能を見抜いた周りの
人間がこの男は「カネに成る木」だと思った筈。
その鼻歌をプロの音楽家に聴かせて採譜させていたと言う。
 
フランシス・レイ オーケストラ」として来日して指揮棒を振っていた。
カネになると思えば何でも思いつくアイデアマンが周りにいたのだろう。
 
彼が作曲する曲はヒーリングミュージックと言うムードミュージックで
聴き心地の良い音楽である。
 
「男と女」とか「白い恋人たち」とかクロード・ルルーシュ監督と組んだ
映画が有名だが映画自体は全然、面白く無い事は誰もが思っている。
小室等がラジオ番組で「男と女」を観た後「映画は全く印象が残らなかったが、
見終わった帰り道、あのテーマ曲が頭に残りタタタラタラ、タタタラタラと
口から出てきたと話していた。
 
「楽譜が読めない作曲家」って思うがギターがあればある程度だれでも作曲
出来る・・・と思う。
 
岡林信康美空ひばりと打ち合わせ中にひばりの持っていた譜面に
変な記号が付いていたので「これなんですか」と尋ねると恥ずかしそうに
「私、楽譜が読めないので自分で付けたこの記号を楽譜代わりにしている
のよ」と返ってきたと言う。岡林が「そんなもん気にする事ないですよ僕だって
作曲してますけど楽譜読めませんもの・・」と話すとひばりが一気に顔が
ゆるみ、柔和な顔つきに変わったと後々テレビで話していた。
それを機に一気に親しく成ってひばりから仕事が入ったと言う。
なかなかEー話だ。
 
わたすも中坊の頃、楽譜が読めなかったがブラバンに入っていた。
当時の部員に楽譜の読める奴はいたのか知らんが・・・
フランシス・レイも譜面を読めないけどアコーディオン弾きをやっていた。