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本屋

木場のイトーヨーカ堂に入っていた本屋が消えてしまった。
私が立ち読みばかりで滅多に買わなかった所為だろう。
ま、偶に買っていたが・・・3回に1回くらい買ってあげるべきだった。
夕飯のメニューを考える時、食品売り場に行く前に料理本や雑誌を
見てからメニューを決める事が多かった。
写真をみて「あっ、今日はこれが食べたい」と思えば食品売り場に降りて
素材を買っていた。

しかし、ここに入っている店はよく潰れるものだ。客層が良くないのだろう。
木場という所は・・・。
2月いっぱいで雑貨屋が閉まったし。
 
木場は元々なんにもない所だが、本屋まで無くなるとは・・・
ま、雑誌も最近はどれも面白く無い。
それに大体はネットで済むからだ。
 
本屋も大きな本屋以外はヤバイのであろう。
「在庫無ければ取り寄せ」なんて言う時代じゃない。
そういうのは爺婆だけだ。
み〜んなネットで買える。中古なら配送費だけで済む場合も有る。
わたすの様な収入が少い者はそれで良いが、ちゃんと収入が
ある人は本屋で買わなければならない。
無くなってから、その存在が大きかった事や喪失感が後になって響いて来る。
 
そこに有る物だと思っていた物が今日から無くなるなんて・・・。
町本屋は地域で守って行かねばならない。
木場駅周辺に済む人は取り返しのつかない事に気づいてしまった。
 
イトーヨーカ堂が本屋を自分の会社の一環として行えば解決するのだが、
イトーヨーカ堂は儲からない事は一切やらないし、メセナなんて一切
しない会社なので地域住民にとってあんまり良質な関係とは言えない。
棚にある食料品の種類を見ただけで魅力が感じられない店舗なのである。
昔からある二流の商店が大きくなっただけの会社なのだ。