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フィキサチーフ

キーホルダーの皮がへたって来たので革ローションと革クリームを塗った。
高々、5〜6千円のトカゲの革のキーホルダーだが割と気に入っていた。
トカゲかどうか分からない。
牛革にエンボス加工しているだけかも知れない。

クリームを塗った直後はテカテカして「オー、上手く行った」と思った。
しかし翌日、革が白っぽくなって塗る前より薄ハゲになってきた。
仕方無く極太の黒マジックインキで白い所を中心に全体的に塗った。
 
すると何時まで経っても触ると黒マジックの墨色が手に着く。
二日以上経っても手が黒く汚れる。
ドライヤーで乾かしてもだ。
 
マジックインクは速乾なのに・・・
クリームとマジックインクの成分が反応したのだろうか?
 
何時までも乾かないので子供が使っていたフィキサチーフを
2、3度スプレーした。

石膏デッサンで使う木炭を定着させるスプレーだ。

昔、デザイン会社に何所にでも置いていたヤツだ。
すると、どうにかこうにかベト付きが治まりサラサラになる。
最後の一拭きまで吹いたが・・・臭いが残る。
フィキサチーフを使ったのは30〜40年振りだろうか?
 
革が生き返ったので良しとしよう。
フィキサチーフは今でもネットで買えるがデザイン会社ではまず
使わないだろうから今後、手に入らない可能性も有る。
フキサをかけても彈かず木炭や鉛筆が紙にのるのが良かったが。