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国立競技場迷走

出だしが悪いと後になっても良くならない。
ボタンの掛け違いのようなものだ。
「一旦白紙に戻したらどうか?」そんな意見もある。
 
ザハ・ハディドのデザインで決まっていた新国立競技場が迷走している。
理由は費用の掛かりすぎが原因だそうだ。
北京五輪ロンドン五輪のメインスタジアム建設費は4、5百億円だったが
新国立は3000億というベラボーに高い見積もりが建設業者から出ていると言う。
それですったもんだしているのである。
 
「最初にケチが付いた物は後々までもつれる」の典型的な事例だろう。
このブログでも2年前、3度ばかりケチを付けた。
ま、大金を出して完成させる物でもない。そんな大した建築物ではない事は
誰の目にも明らかだ。只の競技場だ。
修正案に至っては最初の形とは別物でドンドン変に成ってしまった。 
 
だれが責任取るのか?誰も責任など取る訳がない。
審査委員長の建築家安藤忠雄はどんな言葉を出すのだろうか?
 
ここまで来ると最早やりようが無い。今の国立競技場を修理して使う案も
出て来ている。
そんな事をしたら建設会社も利権に関わる政治家も役人も黙っちゃ
いないだろう。