5/23日に「逃げた福島の原発職員」というのを書いたが
昨日の朝日の夕刊（思想の地層）に逃げた職員を擁護する社会学者の意見が出ていた。
要約すると「逃げたか撤退したかは分からないが彼らは一企業の社員である。危険が迫る中、自衛隊員ではないから命令を守る必要は無い」と言う意見だ。
ま、その通りだろう・・・彼らは東電の一社員だ（下請けも多数いるだろうが）
わたすだったらどうするか？ 真っ先に職場放棄するだろう。
「そんな義理はないよ。自分の命の方が大切だよ」と・・・
ドイツでは「企業の社員が命をかけて残るなんてあり得ない」とも言っていて、むしろ社員に命令を出した方が異常だともいっている。
菅直人総理が「撤退はあり得ない」と東電に乗り込んだのが将来、どう判断
されるのか興味が持たれる。これはこれで正しかったのかも知れない。
記事の “ 法の支配と原発 残留の義務 誰にもなかった” は面白いので一読に値する。
結局、原発なんて人間がコントロール出来る物ではないのである。
今なお放射性物質が吹き出ているフクイチ。
何が「アンダーコントロール出来ている」だよマッタク・・・。
新聞やニュースには出ないが東北では急性白血病で亡くなる人が多発して
いるという。わたしも3年程前から喉仏周辺がおかしい。甲状腺がんか？
東京五輪に海外から人が来るのか？？
