フードプロセッサーのフタを不注意で壊してしまった。
25年ほど前に妻にプレゼントした物だ。
妻は最初「こんなの誕生日プレゼントに全くふさわしく無い」と
ガッカリだった。確かに生活用品など誕生日プレゼントにすべきでは無い。
プレゼントを貰う女性の立場に為ればもっともな話しである。
女性にすれば「まるで夢も希望もないプレゼント」に違いない。
送る商品セレクトは間違っていても、そのフードプロセッサーは
かなり便利であった。
大根おろしはアッと言う間に出来、タマネギのミジン切りもアッと言う間だ。
「こんな物は老化を早めるだけだから包丁を使った方がずっといい」と
言っていた妻も使い出した。涙も出ないし、あっと言う間に上がるからだ。
以来、我が家には欠かせない道具に為っていた。
昨夜、わたすが料理を作っていた際、山芋をカッターで細かくしたあと、
フタをガスレンジの火のそばに置いてしまった様だ。
ガスに火が付いていたにも関わらず・・・
フタは変形し、ハマら無くなりスイッチが入らない。
「惜しいなあ、まだ充分使えるのに・・・」
そこでフタだけまだ売っているか検索すると25年前の製品にも関わらず
検索出来た。
即、注文した。蓋だけだと1360円なり。
実は半年前に大型量販店に行った時、フードプロセッサーを見かけたのだ。
それは25年前に買った我が家にあるのとほぼ同じ形だったのである。
「ひょっとすると」と思い検索したらヒットしたのだった。
ああいう物は改良の余地が無いのであろう。
おかげで最小の出費で済んだ。
有リガト・・・ナショナル
25年使っているから、ついでにカッターと鬼オロシ器も注文しとけば
良かったかな〜・・・
ナショナル、パナソニックは割合、消費者対応に長けている。
企業側の“非”でも無いのに無料で交換してくれる場合もある。
それは “クレイマー対応 ”かも知れないが消費者にとっては
高印象のイメージが残る。
2年ほど前、ヘヤードライヤーが使用中、凄い音と共にいきなり中の羽が
バラバラに破壊され一部、細かい破片が送風口から飛びだした。
原因が解らず「ちょっと今後、使うのにも恐い感じがする」と言ったら
新品が送られて来た。
故障の原因はおそらく空気取り入れ口のホコリ詰まりだろうと思う。
真空状態で回転していたのであろう。
ナショナル/パナソニックは値段が張るので我が家にはそう多くは無いが、
アフターサービスも悪くはない。
ダメな製品も有るにはあるが・・・
ひげ剃りトリマーはダメだった。
