ホームページ http://mamo-007.sakura.ne.jp

タランティーノ監督

 ↑のレザボア・ドックスは面白かった。このデビュー作により、一気に彼のファンになったモノだがその後は失望ばかり・・・。
パルプ・フィクションジャッキー・ブラウンと裏切られてキル・ビルにいたっては「金返せ」と思ったものだ。
だから最新作のジャンゴも思いとどまっている。

レザボア・ドックスは彼の最高傑作で、キル・ビル以降はガラリと作風が替わりファン層 自体が替わっている。
彼の作品はオマージュ的なのが多く、パクリ作品も多い。
タランティーノが可愛いのは彼には盗作とかパクリとかの概念が無いのだろう。
彼にしてみればパロディーであり模範にしている位の感覚で撮っているのだ。指摘されれば しらばっくれずに直ぐ認めちゃう人だから。

レザボア・ドックスも香港映画の盗作だと言われたが、直ぐ認めちゃった。
その元ネタ映画の香港映画をやっと観ることが出来た。リクエストして借りられたのだ。“友は風の彼方へ”という邦題だった。
香港名は“龍虎風雲”だった。

確かに似ている。しかし私には盗作とは見えなかったし、パクリとも感じなかった。
メインテーマが違う。レザボアは疑心暗鬼がメインで龍虎風雲は仁俠、友愛だろう・・・。

しかし、レザボアの方がずっと面白い。
“龍虎風雲”のリンゴ・ラム監督がタランティーノを訴えないのは、彼らは友人同士なのか、リンゴ・ラムがもの凄い大人なのか、それとも金で解決しているかの何れかだろうと思っていたが、別に訴えるほどの盗作ではない。
と言ってリメークでもないが。
観る方に取って面白ければ Eーのである。

ずーっと前に観たレザボアは白黒映画だとばかり思っていたがネットで確認するとカラーだった。
黒のスーツに黒ネクタイだったから白黒のイメージが強かったからだろう。