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ノーベル平和賞

は正常な感覚の持ち主なら辞退すべきモノであろう。時期はズレたが、またしてもノーベル賞の事である。
 今年のノーベル平和賞EUだと発表された時はマンガだなと思った。EUが平和に貢献する事などしたのか?
 
 そもそもノーベル平和賞佐藤栄作が受賞した時から??マークが付いた。何故この人が・・と思ったモノだ。
最近ではオバマ大統領が就任直後に受賞した時もおかしいと思った。元々、ノーベル平和賞とはブラックユーモアなのであるから今回のEU受賞も「ジョークがキツイなー」としか感じてはいけないのである。
 
 「ノーベル平和賞なんど必要ねーべ。ノーベル賞は科学部門だけでEーべさ」と思っている人は少なくないハズである。
 数値でロジカルに計れるモノにしか部門を開くべきではないのだ。
 
 マザー・テレサぐらいだろうか平和賞に値するのは。彼女は権威というモノを毛嫌いしてきたが、その賞金が欲しくて賞を受けたそうである。賞金で恵まれない人々に施しをするためである。
 周囲の意見もあって自分のエゴで賞金をフイにするのはあまりにも世のために良い選択ではないと考えたそうだ・・・納得出来る。
 オラも絶対そうするだろう。
 彼女が自分の為にパーティを開催された時に「ここに掛かる費用を寄付して貰った方が余程助かる」と発言した時も心に響いた。
 
 今年のノーベル文学賞が中国の莫言氏に授与されたが色々面倒な尾びれが付いてきた。中国がスウェーデンに90億クローナ(1000億円以上)を融資する事になったと4月に発表されその見返りだとささやき始められた。「スウェーデンは90億クローナノーベル文学賞を中国に売り渡したのではないか」という論調が沸いていると言うが時期が悪かった。
 また選考委員の一人が莫言氏の作品をスウェーデン語に翻訳した事を突っ込まれて「出版社から翻訳料は受け取らない。ボランティアで翻訳した」と釈明したがよけい欺瞞がつのる。
 選考委員に莫言氏の出身地、山東省の当局者が、賄賂を送ったと云うまことしやかな話も香港紙に載ったため変な憶測が出てくる。
 
 おそらく莫言氏の作品は相応の価値が有るのは間違い無いであろうが変な尾びれが付いてしまった。
 
 選考委員に「私は賞金は要らない。名誉だけ貰っておこう。お金はあなたが受け取って欲しい」と言って来る作家がいるそうだが、今度わたすが芥川賞にノミネートされた場合に選考委員に同じ手を使おう。