この時期は登山用具店はけっこう賑わっている。年間を通し一番賑わう時期だろう。あそこはウキウキする空間だ。登山は計画や準備の時間もけっこう楽しい。おまけに大きい登山用品店は商品が豊富で品定めも楽しみの一つだ。最近殆ど顔を出さない。
2、30年前と違うのはメーカーがかなり変わっている。登山ザック一つとっても昔は英国のカリマーとフランスのミレーが主で、あとは僅かに海外メーカーと真似っこの国産メーカーだけだったのだが今は色んなメーカーがある。
↓フレームが外に出ていたバックパックは絶滅した様だ。
↑30年ほど前バックパッカーと言う思考がアメリカから上陸してきて当時このザックが主流に近かった。大学の山岳部が使っていたキスリングとは全然違う。下にシュラフを付け旅する。
わたすも米軍の放出品を持っていた。↑これは違うよ。横幅が広くて沢登りやロッククライムには不向きだがヒッチハイカーやカニ族が使っていた。通常登山ならパッキングし易いのでグッドだと思うのだが何故か絶滅した。今は海外系のネットショップでしかお目に掛からない。
しかし今のザックは殆どデザインが同じだ。形はアタックザックだ。尾根歩きしかしないのにアタックザックは返って不便じゃないのかと思う。尾根歩きぐらいならポケットがいっぱい付いている上記の背負子ザックや子供が林間学校に持っていくリュックサックの方が便利である。アタックザックは岩登りや沢登りで使う物だった。
