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襟裳岬

 ♪ 理由の分からないことで 悩んでいるうち 老いぼれてしまうから・・・
オレのことではないかと最近思うようになってきた。
くだらないことやつまんないことで悩んでいるうち年老いてきたのは間違いない。
 襟裳岬の歌詞は子供には理解出来ないだろう。わたすにだって半分も分からないが心を射る詩が一寸でも有ると口ずさむ。
 北海道は2度ツーリングしたが襟裳岬には寄っていない。遠すぎるのだ。かなりタイムロスするし行った奴に聞くとほんとに何もなく、みやげ物屋には森進一の襟裳岬が延々とスピーカーで流されていると言っていたのでパスしたのだ。今度行く機会があれば寄ってみよう。
 昔、ヒッチ旅行をしていた時に口ずさんだ歌はタクローが作った曲でスズキヒロミツが歌っていた「たどり着いたらいつも雨降り」と スズキヒロミツがCMに出ていた「のんびり行こうよオレー達は」だった。当時の心境にフィットしていたのであった。

 「おもひでぽろぽろ」のエンディング 都はるみが歌った「愛は花 君はその種子」も二番の歌詞には心を射抜かれた。高畑勲の訳詞だったが。
「挫けるのを 恐れて躍らない きみのこころ
醒めるのを 恐れてチャンス逃す きみの夢 
奪われるのが 嫌さに与えない こころ」 
この部分の歌詞は自分のことを歌われているようで泣いた。
一番と三番の高畑の訳詞は今ひとつ心が振れなかった。

 この映画、涙を流す映画では無いのだがエンディングはぽろぽろときた。なぜかラストシーンで涙したと言う人がわたす以外でも何人かいる。都はるみのこぶしを外した歌も感動ものだった。
 原曲のベッド ミドラーの「THE ROSE」は手嶌葵のカバーが最高に良く、聴くと泣けてきた。