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三つ子の魂

25年以上昔の話だ。
生後4ヶ月から保育園に預けていた長女なのだが1歳位の時か、保育士が
言うには「マナちゃんはお母さんが迎えに来る一時間ぐらい前になるとドアの
前に来てお母さんが来るのをジーッとドアを見ながら待っている」と言う。
それを見た保育士が「お母さんはまだお迎えに来る時間では無いよ」と言うと
泣き始めたそうだ。
それを聞いた私は一寸悲しい想いをした。
「一歳児の園児中で一番、会話が理解出来て頭のEー子だ」と保育士が
言ってたが、私も一歳頃、喋る事は出来ないが大人の会話は結構理解出来た
ものだ。

一日のうち、起きている3分の2を保育園で過ごしている。
「三つ子の魂、百まで」では無いが、せめて2歳ぐらいまでは
一日母親の元で過ごさせた方が良いのかと思った物だ。
 
母親が迎えに来た時の安心感と抱かれて甘えられる時の幸福感は最高の時
だったに違いない。
 
同じ一歳児の仲間がいても、世話をしてくれる保育士がいても母親とは
全然違うのだろう。 
子供は思いっ切り親の愛を受けた方が良いに決まっている。
それで大人になってどうなったかというと別にドーって事は無かったのだが・・・
 
下の子は保育園に預けるのを生後6ヶ月にした。その差は全く無いと言い切れる。どちらも“自己中”で母親に甘え過ぎる。
もっとも、三歳まで母親と一緒に過ごさせば親離れも早かったかも知れないが・・・。


下の子は小学生の低学年ごろまで絵心が有ったのだろうか十数年前、
上の様な粘土細工をササッと作っては直ぐ壊し、また作るような事を
やっていたので「一寸待て、写真に撮っておく」と言ってデジカメで
撮った物だ。
何にも考えないで作った作品の方が面白い。アートだ。
その後の作品は普通になってしまい面白みがない。