明日、梅雨が終わって晴天になるという。
もう少し梅雨空が続いても良かったのだが・・・
明日から地獄の暑さに成るのはどうしょうもない事だが。
オラの郷は暑いが風が吹いて暑くはなかった。
扇風機も要らなかったほどだ。しかし第二室戸台風の時、家の周りの
松の木が台風でやられて海風が涼しく無くなった。
自然現象だから仕方ない。明治か江戸の時代に植えられた松林がかなり
タイフーンの風で倒れてしまった。風の所為ではなく波で根こそぎやられた。
第二室戸台風は我が人生で最大の被害だった。
扇風機が要らない家だったが翌年に扇風機が回った。
松林を通り抜けて来た風は最高だったのだが・・・
隣の家は池の金魚や鯉が海から堤防を越してきた波に流されてしまった。
裏のみかん畑は翌年から枯れてしまった。
みかん畑のツルツルに成ったみかんの木はサルスベリの様になって回復はしなかった。
堤防を越えて高波が我が家に来たときの怖さは例えようが無い。
今は何十億も掛けた堤防工事によって無残な姿になってしまった。
当時の我が家は台風が一番恐怖だった。
今の実家は両親が亡くなって人がいなくなった。
人がいなく成ると家が傷むと言うがその通りだ。
人が住むと空気が流れ家は保たれる・・・実感できる。
弟が2週間に一度、換気をしに来ているが1〜2時間では意味がない。
やはり家は住まないと朽ちていく。