を三日で辞めた。昼間はランチを始めたいと言ったので先ずは夜のタイムで
要領を覚えてからランチをお願いしたいと言っていたので了解した。
だが夜はカラオケスナックなのだ。コロナの最中でも客が要れば店を開いている。
看板の電飾は消していたが・・・
オレには無理だカラオケ屋は客の歌う歌で気が滅入る。
そこでの仕事は皿洗いが主だった。ランチを任せるならオレの作る料理を
一品でも食べてからにすれば良い物を一度も作らなかった。
そこで作っていたのはお通しと焼きそばとナポリタンだった。
ナポリタンを味見したが甘くて食えない。
トマトケチャップで味付けすると、あ〜成るのかと思った。
まあスナックなんてああいう料理を出していればEーのだろうが。
ナポリタンの不味さは一言で表現できない程だ。
あんなのを出すのならペペロンチーニにすれば良いのに・・・
我が人生で最短のお勤めだった。
あそこのママは美味しいものを食べるのが何より好きだと言っていたが
あまりに酷かった。