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是枝監督ドキュメント インタビュー

が先日、3連で朝NHKで演っていた。結構面白かった。

最初、見損なったのでも一度演って貰いたい物だ。

最後の章のケン・ローチ監督との対談も興味深く見れた。

ケン・ローチ監督の作品は何処で見れるのだろう?

映画館では演っていない。渋谷あたりの小規模マイナー映画館だろうか?

蔦屋には置いていないだろう。と言っても近くの蔦屋は全て潰れたが・・・。

映画とはリアル感が命だ。ケン・ローチ監督はイギリス人だが、役者は全て

役に当った役者を選ぶという。そんな役者はいないので素人の役者を当てると言う。

英国には凄まじい格差社会が有る。労働者階級には労働者階級の言葉があって

顔にも労働者の顔つきが有ると言う。なるほど彼は労働者には実際の労働者を

役に当てていたのだ。その辺は是枝も凄く納得していた。

絶対に普通の俳優では雰囲気を出せない。超リアルだ。

ドキュメントか演技しているのか判別出来ないくらいでないとリアル感が出せない。

日本の監督では深作が実録ヤクザ映画で唯一表現できた位だ。

「仁義なき」では映画館でブルッと来たもんだった。

そんな監督、今の日本ではいない。

是枝の作品も子役にはリアリティーが無いのが弱点だ。

役者役者した子役ではストーリーに入っていけない。

是枝監督もケン・ローチ監督の対談で勉強した事だろう。

今度は子役も貧しい役柄の子には貧しい家庭の子を選択しなければいけない。

かなり難しい事だがそれをしないと映画にリアリティーが出ない。