11月半ばに差し掛かってヘルメットのフォグシールドが曇るようになって来る。
フォグシールドとは二重サッシの様なものでシールドを二重にして外の空気と
内側の空気を遮断して曇を出ないようにする仕組みだ。
わたすの眼は風圧に弱いので密閉しているが密閉すると自分の息で曇る。
そこで二重にすると曇らなくなる。シールの貼っていないところは曇るが・・
ほぼワンシーズンでオシマイだが持って2シーズンだ。
このために3300円も掛かる。
たかがプラスチックを繰り抜いて粘着ゴムを付けているだけなのだが・・・
粘着が弱くなり隙間から空気が漏れだすと曇り始めるのである。
昔、ツーリングに行くときはフルフェイスタイプのヘルメットだったが高速道路で
顎の下から風が入ってくるので眼が痛かった。仕方なく左手で顎の隙間を押さえ
ていた。そんなヘルでは曇ることが一度もなかった。
その後、顎を隙間を塞げる工夫をしたヘルメットが主流になるが完璧ではない。
完璧に風を抑えこむ事は出来ないがフリップアップ式のヘルだと結構気密性がある
ので快適だ。フリップアップ式にはフォグシートは付き物だ。
当然最初から付いている。
フォグシールが必要なのは11月から4月までだが、剥がすと粘着力がなくなるので
再度付けられない。
昔は都心でも冬は手が冷たくなってエンジン辺りを触って暖を取っていた。
信号待ちで誰もが前かがみで同じようなことをやっていた。
どんな高級な手袋も冬は暖かくない。
今はグリップヒーターが出てきて、かなりやり過ごせる様になった。