最近、ビールの味が落ちたと何度も書いた。
どうしてこんなに味が落ちるのだろう?
ビール離れが起こっていると言われる。不味くなれば益々ビール離れが加速する。
理由は安くしなければ売れない・・・安くするには発酵時間を短縮せねばならぬ。
安い麦芽を使わざるを得なくなる。
人件費も落とさなくてはならぬ・・・人を減らす必要が出て来る・・・
少人数で何種類もの品質を管理せねばならぬ。混ぜ物を入れなくてはならぬ・・・
当然味は落ちる。負のスパイラルと言うやつだ。この業界の事は殆ど知らないが。
まっこと水っぽいビールが増えて「これだったらビールもどきでも構わんよ」と
思えるようになって来る。もどきの方は半額だ。
わたすは安くて美味しいビールが希望だが最近はこの二つを満足させるビールが
消えつつ有る。
今のトレンドは安くて深みもコクも無く水っぽくてシュワーっと来るあっさり系
が主流なのか? わたすの好みと真逆である。
高いビールはそれなりの味だがそこ迄、費用を掛けられない。
ビールのほとんどが税金なのだが・・・
しかしビール業界もそれ程、危機感を持っていないようだ。
お客様相談室に問い合わせしてもプロ意識の無いやつが対応している。
ゆっくり下り坂と言う感じが伝わってくる。
このままだと「ビール業界から撤退する」と言うような事をトップが言わなければ
企業は立て直せないだろう。
不味いビールは日本酒を少し混ぜて飲んでいる。
以前「日本酒のビール割り」で書いておいたが・・・