↓ と言う催し物が日本橋高島屋でやっていたので観てきた。
女房が高島屋の会員に成っているのか只券が貰えたらしい。
入って観客の多さに驚いた。ババアとジジイがやたら多い。
もっとも人の事を言える立場ではないが・・・
タダ券を貰って来たのだろう・・・おそらく。
それと照明の暗さにも驚く「なにもそこ迄.暗くしなくても良いではないか」
浮世絵なので照明を当てると具合が悪いのは解るが、暗すぎだ。
最近はあまり色を劣化させない照明も出ているはずなのに。
あの辺の色を保持するためほとんど倉庫にしまっているのだろう。
照明の角度はさすがだ。最初、額縁にガラスが付いていないのかと思った程だ。
額に浮世絵を貼っているのだが影まで見える。
下から見ると照明が写ったので初めてガラスが付いていることに気づいた。
ま、ガラスなしでの展示は出来ないだろう。
断念ながら枕絵は一点も展示されていなかった。
図録を見ると166点あった。結構疲れる。人だかりでだが・・・
浮世絵だからA4から精々B4位までで近づいて見ないと観れない。
爺、婆が多いので後顔が邪魔だ。至近距離まで近づいても細部まで見るのは難しい。
今日は単眼鏡を持って来ている人も何人か見掛けた。
「ま〜、浮世絵をよく鑑賞する人達だろう」2000円位なら今度買ってみるか・・・
見終わり、出口に有るミュージアムショップに立ち寄ると浮世絵が売られていた。
ミュージアムショップは明るい。展示会と同じ物が数点あったが復刻させた木版だ。
27000円だったと記憶する。“アダチ版画研究所”製だ。飾る所、無いしなあ・・・
クレジットはよくテレビ見かける。
浮世絵のハンカチーフも売られていてポケットチーフにするかと思ったが
踏みとどまった。ポケットチーフは沢山持っている。僅か千数百円だったが・・・
展示会場は江戸時代に刷られた物だが復刻版は彫師、摺師も現在の人達が作る
木版画である。
忠実に染料なども再現されていて照明も明るいので「こっちの方がいいなあ」と
思った。とにかく会場は暗かった。