私の家を訪ねようとしたらビルの12階以上だと人に言われたので
12階を訪れた。何階建てなのかも解らない。都会っぽかった。
12階は庭だけになっていた。かなり立体的な造りの庭だ。
それも日本とは違う造りだった。
生まれた育った家とは全く違う場所で初めて来た場所だ。
という事は家を出て10年か20年、私は別の所にいたのか？
それとも記憶喪失していたのか？
すると上の階から母親がエレベータで降りてきた。
今から外出するような出で立ちだった。年の頃は40代くらいに見えた。
このビルのオーナーに成っているのか？
と言う事は随分裕福な暮らしじゃ無いかと思った。
こちらに気づかず下の階に行こうとしている。茶色かグレーの服を着ていた。
記憶に無い地味な色だった。
12階はエレベータの中継地なのか？
声をかけようとすると目が覚めた。
いつもは現実的な夢しか見ないのに実におかしな夢だった。
続きを観たかったが再び夢の中に入っていけなかった。
現実的な夢より非現実な夢のほうが面白いが小説のネタにするのには
もう少し長く見続けないと小説にはならない。
時々メモを取っておこうと思う様な夢を見るがトイレを出る頃には
忘れてしまっている。
