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後妻業の女

大竹しのぶ主演の“後妻業の女”という映画を観てきた。
結構、面白かった。脇もEー。
一瞬だけの出番だったが謎の獣医役の柄本明も鍵師の泉谷も悪くない。

 
しかしストーリー的にラストが甘い。探偵はその後どうなったのか?
伏線で出て来た家を取られた人はどうなったのか?・・・とか。
鶴瓶を騙そうとして近寄ったのに逆に騙されようとなった時のシーンで
鶴瓶の切れるまでに至る脚本が抜け落ちてる様で何か変・・・。

↑この喧嘩シーンのバトルはすごい迫力だった。
双方とも多少ならず怪我はしただろう。演技でも競い合っている。
写真はトリミングが下手すぎる。 
 
この映画、実際に起きた事件をテーマに脚本を拡げているのだが・・・。
老人を結婚をエサに近づき一緒になり簡単には分からないように事故死に
見せ掛けたり、お釈迦にして資産を手に入れるという後妻業の話である。
 
大竹しのぶという役者は文句の付けようが無いが、関西弁が下手だ。
関西人には直ぐ解る。イントネーションが違うのだ。
2〜3年大阪に住んで完璧にして貰いたい。
それ以外にキャスト的に大竹しのぶは一寸どうかなと思われた。
 
実際のモデルとなった人はもっと歳が行っていてふくよかな人だったと
記憶する。
何でこんな人に騙され財産を持っていかれるのか?と思われるくらいの
オバサンだった。今、死刑を求刑されているのではなかったか?
 
モデルの知佐子容疑者に入れあげた老人たちに聞けばベッドインすると
男性機能が役に立たない人も虜にするテクニックが有ったという。
やはりそこだったのか・・・。
 
この映画、その他ツッコミを入れたい所が一杯だが。
ま、結構笑えたので良しとしよう。