今日、版画のマットを切ってもらうため外神田の額縁屋に行った。
ビルのてっぺんに額縁会館と書いている。
店番は店主らしい老人だった。
店でマットを切ってもらうためマット切りの職人を呼んで貰ったが中々出て
来ない。再度店主らしきのが電話で呼んでやっと出て来たのは婆さんだった。
マットのサイズと窓穴のサイズを伝えサイズをメモした物を渡し作業所の方へ
戻って行った。
5〜6分後、戻ってきた婆さんは開口一番「失敗した」と言った。
サイズを間違えたのだ。ありえへんミスだ。
普通はやり直せば良いところなんだが、指定したグレーのマットは在庫は
一片しか無くその店での加工は諦めた。1時間近く無駄にした。
大丈夫か?と思うほど爺さんも婆さんもたそがれていた。
他の客とのやり取りを見ていると爺さんはお釣りの計算も出来ない程だった。
マットきりの職人は普通は若いがこんな老人がやっているのは初めてだ。
仕方なく御徒町の多慶屋の並びにある画材店に行きやってもらった。
しかしここは在庫も少なく割高だった。
外神田の店の倍近い。
ネットだと割安だが版画と合わせないとマッチするか判からないので
街の額縁屋に行ったのだが失敗した。
私は版画は額縁が要らなくマットだけでEーと思っている。
問題は壁にどうやって貼り付けるかだ。両面テープがEーのだが、外す場合
後が残るのが汚い。落ちる可能性もある。
結局、両面テープだけだと落ちてしまったので超細い釘(虫ピン)を2箇所
打ち込んだ。