ここ15年ほど前から御用達している “やなか珈琲店”にモカマタリが消えた。
30店ほどある店の中から買いに行けそうな店5、6軒の店舗に電話したが
全て切れていて何時入荷するか分からないという。
何故、品切れなのかを聞くとイエメンが政情不安で内戦が起きて(またISか)
入手が困難なのだという。
もっともこの店にモカマタリが置かれるようになったのは今年からだと思う。
モカはやはりマタリが一番Eー。
この店とイエメン産モカマタリを扱う業者とはそんなにパイプが太くない
のだろう。
仕方無く松屋のキャピタルにて買ってきた。スペシャルの方では無く普通の
モカマタリにしたが・・・。
キャピタルはモカマタリは品切れという事は無い。
5年ほど前、エジプト産のモカが農薬の問題で日本に入ってこなかったが
キャピタルは関係なくマタリを販売していた。
その辺が業者とのパイプの太さを築いている老舗としての力なのだろうか?
何がナンでも豆を確保するパイプだ。
キャピタルに言われると中間業者も逆らえないのだろう。
ちなみに“モカ”として売られているコーヒー豆はモカマタリでは無い。
殆どエジプト産のモカ種だ。
この事はエジプトの農薬問題で解った事だが・・・。
やなか珈琲店のEー所はその日に焙煎したのを買えるという事だろう。
電話注文してから買いに行くのだが30〜40分後に行くと熱々の焙煎豆が
手に入る。
其所がEーのだ。キャピタルでは真似が出来ない。
キャピタルでもアンテナショップとして、煎りたて焙煎コーヒー豆を扱える
ようにすれば流行ると思うのだが・・・。
値段も谷中並にすれば必ず流行る。
これ以上 “やなか珈琲店”が増殖していくとキャピタルもヤバクなるだろう。