昔、スペインのバルセロナに行った時、やたらオフィス街やショッピング街の
アチコチにla Caixaと言う名前のロゴが見られた。
そのマークがとてもEーので印象に残っている。
カイシャとしか読めないのでカイシャーと呼んでいたが銀行だったのだ。
当時はマークの後に“la Caixa”としか書いていなかった。
↑明らかに演出写真だ。ディレクターをやっていたのでこうなってしまう
のも良く解る。不自然さがアリアリなのだ。
手前の3人はヤラセであろう事は誰の目にも解るし、ショーウインドーを
覗く男も無かろう。大奥はスタッフとクライアントだと見た。
ガイドによると画家のミロがマークを作成したと言っていた。
もう30年近く前になる。
このマークは当時から最高のシンボルマークだと思っている。
調べて見るとやはりミロ作だ。
最近、シンボルマークやロゴのコンペも始めたのでロゴにやたら目がいく。
今でもこのマークがNo.1だ。ヒトデか星かと思っていたら、人らしい。
人が貯金箱にコインを入れている所だという。
そう言われれば成る程、銀行のマークだ。
ミロはこのマークの制作料を受け取らなかったと言う。
発展していくであろう地元の企業の事を応援したらしい。
マーク料は換算すれば5億から10億ぐらいだろうか？
今の使用頻度によれば2、30億してもおかしくない。
ソウル・バスは昔、一つの会社のロゴが1億だったとかというが
ソウルバスよりはるかにEー。
la Caixaはこのマークをありとあらゆる所で使っている。
ホームページでも何カ所も出て来る。ツーリストによれば「この銀行で
クレジットカード換金すると手数料3％も取られるから他の銀行にしなさい」
とネットに出していた。
クラウドソーシャルではロゴは一点3万円から5万円ぐらいで高いのでも
10万円位で安いのは2万円台だ。
やってられない程安い。
一週間かけても取れる確率は1〜2％だし。
