子供の頃、父が飲むコーヒーの淹れ方はネルドリップ式だったが、
使い捨ての紙フィルターが出てから紙に代わった。
初期の紙フィルターは繋ぎ目をミシン糸で縫製されていた。
当時から家の家計は苦しく、使用後そのペーパーフィルターを洗い、
使い捨てのフィルターを繰り返し2〜3度使っていたのを想い出す。
子供心にも「なんとシミッたれた事をするのか・・・」と思った物だ。
その内、今の様に糸は使わない方式に変わった。
それを洗えばフィルターが分解し「再使用」出来なくなる。
一回で「使い捨て」になるので母が紙フィルターを買ってきた時、
ミシンで縁をつなぎ再使用した。
其所までやる位ならネル布を使った方が良いのにと思った物だ。
ネルは放って措くと乾燥して直ぐに使え無い。
と言って水に浸け放しにするとカビが生える。
総合的に見ればネルの方が遥かに手間で朝の忙しい時間帯には向かない。
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今、超低所得で安いコーヒー豆しか買えない。
スーパーの豆は今ひとつなのは分かっているのだが・・・。
嗜好品なので、たまには好みの豆も買いたい所だが。
専門店やデパートでコーヒー豆を買うとどんどん減ってしまう。
美味しい豆だと直ぐ無くなるのだ。
やっかいな物だ。
わたすはブレンド豆で美味しいと感じた事はない。
所詮、安く入手出来る豆を混ぜ合わせているだけだろう。
ブルーマウンテンは高すぎるので若い頃はジャマイカピーベリーと
モカマタリを一番良く飲んでいた。
しかし農薬の問題で一時期モカマタリが入らなくなり、色々他のを
試していたが、中々好みなのが見つからなかった。
ハワイコナが美味しいと思ったが、これも高すぎる。
しかたなくUCCのハワイコナブレンドで我慢しているが・・・。
