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「政教合致」

今回の衆院選挙は何所も盛り上がらない。街頭演説も聞いている人すらいない
のが現状だ。
ところが今日バイクに乗っていると寒風吹く中、街頭演説に黒山の人盛りを
見かけた。某宗教団体がバックに付いているK党候補者の街頭演説だった。
証拠写真を撮ろうと思ったが流石にバイク走行中は無理だった。
どの政党の候補も聴衆は2〜3人程で、殆ど聴いている人が一人もない状態
なのに100人近くいた。
見れば黒山の人達は爺婆、婆婆ばかりだった。
動員させられているのは明らかだった「お〜お、この寒いのに風邪引くじゃん」
と同情したモノだ。「老年部」というのが在るのだろう・・・おそらく。
政教分離原則」なのに「政教合致」した政党だ。
正に「信ずる者は救われる」の世界でカルトの世界を垣間見る事が出来た。
 
作家の飯干晃一が娘を脱会させるために英知を使い統一協会から取り戻した
話は有名だが同じカルトだろう。
こういう集団は洗脳されると呪縛から中々抜け出せないそうだがオウムも
同じだ。
ま、「溺れる者は藁をも掴む」と言われる人達なのかも知れない。
 
うちの父は爺婆の集まりを毛嫌いする人で参加すれば最年長だったろう
集まりにも参加しなかった。年寄りなのに年寄りが嫌いな人だった。
そこに行けば無料でサービスを受けられる事にも一切参加する事はなかった。
その心境に近づいている自分が怖い。
 
人それぞれ「人生色々」でEーわけだが。
あの様な選挙活動に強制的に動員させられ、参加させられる事に拒否すれば
村八分にされるのだろうか?
まあ、拒否出来る人間はあの様なカルトには入信する事が無いと思われるが・・・。