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幻影か幻覚か

睡眠不足で脳が少しオカシイ。睡眠薬もあまり効かない。
昼間、あまりに眠くて椅子に座ったまま天井を向いて一瞬、寝てしまった。
目を覚ますと遮光カーテンの隙間から大きな蜘蛛が這い上りカーテンの
裏に消えた。
あっという間だったが動きが速すぎた。
あまりにリアルな映像だったが、あり得ないと思い確かめようともせず
やり過ごした。後からカーテンを見るとうっすらカビか手垢で汚れていた。
幻覚だったのだろう。我が家には5センチ以上の蜘蛛はどう考えても存在しない。
透明感のある茶色の蜘蛛だった。
ネットで調べるとアシダカクモだった。
幼少の頃、見た事があったのだろう。
生まれて初めて見るリアルな幻影だった。
しかし、それを幻影だと感じ、真実か虚像かを一瞬に判断した。
現実主義者のなせる技だ。
  
考えれてみれば幻影は昔、見た経験があった。
知人と3人で山登りに行った時、双眼鏡で景色を眺めていた時だ。
彼方の山間にUFO(未確認飛行物体)を見たのだ。
はるか向こうの山間に見え隠れしていて双眼鏡で4〜5秒ほど見えた。
肉眼で見える距離ではなく双眼鏡で再度、確認しようとしたが山に消えていた。
一瞬だったが自分の中で幻影とするしか無く、心に仕舞い込んだ。
その事を同行者に話す事は憚られ、UFOだと言っても信じ無いだろうし、
頭がイカれてしまったと思われただろう。
逆に同行者がそんな事を言い始めてもアホかと思ってしまう。
 
前日、睡眠不足だったのかも知れない。或いはUFO基地だったのかも・・・

こんな感じだったが実際はもっと小さく全体が銀色だった。
山小屋周辺は食料を運ぶボッカヘリが飛ぶのを見掛けるがヘリではない。
 
そもそも、UFOを見たと思っている人は幻覚とごっちゃに成っているだけなのだ。
現実主義者はそれを口に出してはいけない。
「神を見た」と同じ事を言っているのだから・・・。