先日、通った高知県の須崎から松山方面に向かう際にどのルートがベストか解らず、ナビで地点を結んだ。
出てきたルートはジグザグだったが向かってみる事にした。
途中までは良いルートだったがしばらく進むと誰も通らない国道494の山道に入った。
ある地点まで行くと、もう引き返す気に成れず、進むしか無い心境になっていく。
引き返した処で今まで通ってきた難儀な山道を走らなければならないからだ。
速度が10キロ〜20キロ位しか出せない道は苦痛でしかない。
494号線は国道なのだが峠越えの山道でナビで案内する道ではない。
↑ココまで拡大してみればこのルートを選ぶ訳がないのだが拡大しなかったのでGoしたのだ。
ミミズだってもっと直線に進むだろう。いつまで経っても目的地点に辿り着かないので刻々苛立ってきた。
冷静に考えれば引き返し2車線道に戻れば良いわけなのだが一人旅だとイケイケになってしまうのだ。
おまけに引き返すこと自体余計な時間と心労が掛かるからだ。
しかし、進む事は引き返すよりずっと余計に時間が掛かる場合もある。
山と同じで引き返す勇気が必要なのである。
いまiphone に入れているナビソフトは2300円の安物だが高級なのも大差ないだろう。
かなり音声案内に戸惑うことがある。「この先を左折です」とアナウンスされるがココなのか？この先なのか随分迷った。
それで間違い、時間をロスしたのは何度もあった。東京でもナビで迷い、良く間違う。
「一つ先の信号を左折です」と言う表現の方がEーし。「ココを左折です」の場合、範囲が10メートル内なら判るが走っていると瞬間的に判断に迷うのだ。
もう、暫く山道のワインディングロードは走りたく無い。
