文字ばかりで写真が少ないというご意見があったので一つ写真を載せてみよう。ベランダのハイビスカスだ。ほぼ一年中花を咲かせる。なぜか? 簡易のビニールハウス(ビニールの箱)に入れているからなのだ。花が咲くのは普通は夏から10月ぐらいまでだが12月にビニールに入れるとまた咲き始める。夏は朝、花開けば日が暮れるとしぼんでお終いだが冬は3日ほど咲き続ける。どんな植物でも水さえ上げていればお日様の力でぐんぐん大きくなる。このハイビスカスは3年目だが、4年持った事はない。肥料が足らないのか、あるいは休息を与えないせいか判らない。
しかし去年の暑さはどの植物も参ったみたいで結構枯れた。アジアンタムも西陽が当たるベランダに出しっぱなしで殆ど枯れた。しかし枯れ葉を取り除くとまた新しい芽が出て来て秋にはフサフサになった。熱帯系なのに冬ビニールに入れなくても大丈夫だ。アジアンタムの生命力は強い。狭い鉢から別の鉢に移すと直ぐ増殖する。その鉢に元から植えていた花などを駆逐する。雑草なのだ。「これ以上株分けするな」と家族が言う。洗濯物が干せなくなるからだ。
ビニールハウスの欠点は冬、日中40度以上になる事もあり朝方はサーモヒーターを設置しても14度まで下がる。この温度差で持たない植物も出てくる。面倒なのは初冬の組み立てと春の取り壊しそれに壊した後の保管である。さらにビニールのファスナーがすぐダメになる。アルミポールは永久に持つがファスナーが壊れるので2年毎にビニールだけ買い換える。
つぼみが幾つも。まだまだ楽しめる。